【未経験者向け】システムエンジニア(SE)とは何か!?現役エンジニアが徹底解説!

【未経験者向け】システムエンジニア(SE)とは何か!?現役エンジニアが徹底解説!!
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現在、IT業界に転職しようと考えています。そこでシステムエンジニア(SE)と言う職種に興味があるのですが、どのような職種なのでしょうか。現役エンジニアの方に教えていただきたいです。

 

今回の記事では、このような疑問に答えていきます。

 

本記事の信頼性

本記事の信用性

 

僕は、現在システムエンジニア(SE)として某大手メーカーのシステム担当を行っています。

 

そのため、システムエンジニア(SE)とは何かについて現場目線で熟知しています。

 

そんな立場から、今回解説していこうと思います。

 

本記事を読むことで、下記のことがわかるでしょう。

 

本記事でわかること

  • システムエンジニア(SE)とは何か。
  • システムエンジニア(SE)の仕事内容
  • システムエンジニア(SE)の種類や年収
  • システムエンジニア(SE)の将来性

 

それでは、記事の最後までお付き合いください。

 

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目次

そもそもシステムエンジニア(SE)とは何か!?

 

結論から言うと、システム設計、開発、テスト等に携わる職種のことを言います。

 

ここでは、下記の4つの項目からシステムエンジニア(SE)について解説します。

 

  • システムエンジニア(SE)の具体的な仕事内容
  • システムエンジニア(SE)の種類
  • システムエンジニア(SE)の年収
  • システムエンジニア(SE)が必要とされるスキル

 

それでは、上記の4つを深掘りしていきます。

 

システムエンジニア(SE)の具体的な仕事内容

 

システムエンジニア(SE)の具体的な仕事内容を図解にしてみました。

 

システムエンジニア(se)の仕事内容

 

図解では、簡単に説明するために簡略化をしていますが、実際はもう少し細かく分けることができます。

 

とはいえ、これ以上細かくすると、わかりにくくなると思うので、この5つに沿って解説します。

 

要件定義

 

要件定義では、主にクライアントからどのようなシステムにするかの要望を聞くフェーズになります。

 

ここで、大まかなシステムの仕様を決めていくことになります。

 

また、システムの仕様だけではなく、要求を元に予算や人員等も決めていくことになるでしょう。

 

ぶっちゃけたこと言うと、この要件定義の部分で転けてしまうと、後の工程で支障が出てきてしまうため、気をつけなければいけませんね。

 

設計

 

要件定義が終わった後は、設計というフェーズに入っていきます。

 

設計には、具体的に2つの種類があります。

 

外部設計と内部設計です。

 

この2つについてをまとめると、下記の通り。

 

外部設計:名前の通り、システムの画面など外見の部分を設計する工程。ユーザーインターフェースとも言う。

内部設計:外部設計を元にソースコードレベルで設計を行うこと。

 

ちなみに要件定義もそうですが、外部設計と内部設計はドキュメントにまとめます。

 

企業などであらかじめ用意されたテンプレートがあったりすると思うので、それを使って仕様書としてまとめていきます。

 

開発

 

開発では、プログラマーの方が内部設計書に従ってソースコードを書いていきます。

 

しかし、ただ単にソースコードを書くだけではいけません。

 

システムの動作を軽くするために、ソースコードを簡略化するなどといった工夫も必要になってきます。

 

しかし、最初のうちはこのような部分にまで目が行き届かないでしょう。

 

僕も今はこの部分で四苦八苦しているので、場数を踏んで経験値を蓄えていくしかない部分でもあります。

 

テスト

 

システム開発が終わった後は、仕様書通りにプログラムが動作するかを確認しなければなりません。

 

テストといってもさまざまな種類があります。

 

具体的には、単体テスト、結合テスト、運用テストなどですね。

 

しかし、これらのテストは毎回全部行うわけではありません。

 

システムによっては、結合テストはするけど他のテストはしないといったこともあったりします。

 

最初のうちは、プログラマーからキャリアをスタートすることが多いです。

納品

 

ここまで来たら、後はクライアントにシステムを納品します。

 

納品する際にリリースと言って、システムの移行を行なっていきます。

 

僕はこの前、納品作業を初めて行なったのですが、覚えることが多すぎてめっちゃ大変でした。

 

これについては、下記のツイートでも書いています。

 

https://twitter.com/engineer_wrlife/status/1339863232530378753

 

システムエンジニア(SE)は納期間際が結構大変と言いますが、身をもって体験しました。

 

ヒロマサのアイコン画像ヒロマサ

まじで覚えること多すぎてきつかったです💦

 

システムエンジニア(SE)の種類

 

システムエンジニア(SE)は実は1つではないです。

 

数ある職種を総称した呼び名が、システムエンジニア(SE)だったりします。

 

しかし、これは企業によって定義が曖昧だったりするので、注意が必要です。

 

ここでは、システムエンジニア(SE)の代表的な種類を挙げていきます。

 

具体的には、下記の通り。

 

  • 社内SE
  • セールスエンジニア
  • プログラマー
  • サポートエンジニア
  • ITコンサルタント

 

それでは、上記の5つを深掘りしていきます。

 

社内SE

 

社内SEは、企業の情報システム部門に属するエンジニアのことを指します。

 

例えば、金融会社の社内システム部門に配属されている方とかですね。

 

社内SEの具体的な仕事内容は、社内の情報システムやネットワーク、アプリケーションなどの企画・開発・保守・管理などを行います。

 

いわゆる、IT部門の何でも屋みたいな立ち位置とも言えます。

 

上流工程から携われることが多いため、システムエンジニアから社内SEにキャリアを変える人も多かったりしますね。

 

セールスエンジニア

 

セールスエンジニアは、文字通りセールスを行うエンジニアですね。

 

具体的には、営業さんと同行して、製品や機器についての技術的な説明をクライアントに行う仕事です。

 

他にもドキュメント作成を行うなど営業事務的な要素があったりする職種とも言えます。

 

プログラマー

 

プログラマーは、プログラミング言語を使ってシステム開発を行う人のことを指します。

 

世間的には、システムエンジニア(SE)とプログラマーは混同されがちですが、実際は違います。

 

これについては、下記の記事で解説しているので、合わせて読んでみてください。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いは!?現役エンジニアが解説

>>システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いは!?現役エンジニアが解説

 

サポートエンジニア

 

サポートエンジニアは、システムの仕様や技術的な問題に関する問い合わせ対応を行う職種になります。

 

別名、ヘルプデスクと呼ばれることもあります。

 

求められる力としては、そのシステムがどのように動作していて、どの部分に問題が起きているのかを把握する力ですね。

 

僕が、システムエンジニアの仕事をしつつ、サポートエンジニアの仕事も行っているように、サポートエンジニア単体で募集しているのか否かで企業ごとで別れると思うので、求人に応募するときは注意が必要です。

 

ヒロマサのアイコン画像ヒロマサ

システムエンジニア(SE)とヘルプデスクを同時にやるのは結構大変だったりするよ。

 

ITコンサルタント

 

ITコンサルタントは、厳密的な棲み分けをするのは難しいです。

 

どちらかというと、経営者寄りのポジションからアドバイスを行ったりする経営コンサルタントに近い職種と言っていいでしょう。

 

ITコンサルタントになるためには、システムエンジニアとしての能力だけではなく、会社全体を見通すことができる力も同時に必要になってきます。

 

以上、代表的なものを挙げましたが、この他にもたくさんあります。

 

興味のある方は、ご自身でググってみたりするのも面白いかもです。

 

システムエンジニア(SE)の年収

 

システムエンジニアの年収は、「システム・エンジニアの年収【厚労省発表】ボーナス・都道府県別・年齢別年収推移がわかるページ|年収ガイド」によると、568万円であることがわかります。

 

568万円と聞いて、あなたはピンときますかね。

 

ぶっちゃけたことを言うと、568万円もあれば食べることに困ることはないでしょう。

 

しかし、これはあくまで平均値です。

 

スキルがある方や実績のある方はさらに年収を伸ばすことが可能です。

 

システムエンジニア(SE)が求められるスキル

 

システムエンジニア(SE)が求められるスキルは主に下記の通り。

 

  • マネジメントスキル
  • ヒアリング能力
  • コミュニケーション能力
  • 提案する力

 

世間のイメージだと、プログラムを書く力が求められそうな感じがしますよね。

 

しかし、実際は違っていて、ヒアリング能力やコミュニケーション能力などクライアントやチームメンバーと関係構築する力の方が重要視されています。

 

近年、システムエンジニア(SE)に文系学部生の就職率が高い背景として、このようなスキルを求められるからということが挙げられます。

 

ちなみに僕も文系からシステムエンジニア(SE)になった人間の1人です。

 

その時に使ったノウハウもまとめているので、同じような境遇の方はぜひ読んでみてください。

 

SE(システムエンジニア)になるには!?文系学部でもなれるの!?

>>SE(システムエンジニア)になるには!?文系学部でもなれるの!?

 

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文系の方や未経験の方でも十分になることができますよ。

 

システムエンジニア(SE)に将来性はあるのか!?

システムエンジニア(SE)に将来性はあるのか!?

 

結論から言うと、将来性はあります。

 

理由は、大きく3つ。

 

具体的には、下記の通りです。

 

  • IT業界自体が常に人材不足
  • セキュリティやクラウドなどのニーズが安定している
  • AIやビッグデータなどの最先端技術の需要が高まるため、需要は高まる

 

それでは、上記の3つを深掘りしていきます。

 

IT業界自体が常に人材不足

 

IT業界は、常に人材不足に陥っています。

 

「【2030年には79万人の不足】IT人材不足の背景・エンジニアの将来性について解説します | テックキャンプ ブログ」によると、2030年には79万人の人手不足が予想されています。

 

では、なぜここまで人手不足になってしまっているのでしょうか。

 

理由としては、さまざま挙げられていますが、1番は「IT業界が急速に成長しており、変化が激しいこと」ではないかと思います。

 

IT業界はテクノロジーの進化に比例して、市場の規模がどんどん増大しています。

 

また、業界のトレンドもどんどん変わっていくので、常に新しい技術を有する人材を欲している状況です。

 

そのため、求人数とのバランスがうまく取れない状況が続いているわけです。

 

これは、裏を返すと、IT業界に足を踏み入れるハードルが他の業界よりも圧倒的に低いことを表しています。

 

巷では、「ITバブル」とも言われたりしますが、こんな状況が今起きているわけです。

 

セキュリティやクラウドなどのニーズが安定している

 

現在も、セキュリティやクラウドなどのニーズはありますが、今後も無くなることはないでしょう。

 

セキュリティに関しては、これからIT市場が大きくなっているにもかかわらず、減るわけがないですよね。

 

市場が大きくなればなるほど、セキュリティの需要性は高まるからです。

 

また、クラウドに関しても同様にニーズは比例しれどんどん高まるのではないかと思いますね。

 

AIやビッグデータなどの最先端技術の需要が高まるため、需要は高まる

 

最近は、人工知能(AI)やビッグデータなどの最先端技術の需要が高まっています。

 

例えば、プログラミング言語でPythonという言語があります。

 

これまでは、JavaやPHPといった言語がプログラミング言語の中でも報酬単価が高いとされていました。

 

今でも、この上記の2つは高かったりしますが、最近ではAIや人工知能の開発に使用されるPythonのニーズが非常に高まっています。

 

報酬単価も非常に高かったりするので、これからプログラミングを学ぶのであれば、Pythonは結構狙い目ですね。

 

僕は、研修の時にPythonを触りましたが、初学者でも覚えやすい感じでした。

 

しかし、独学でマスターするには結構時間がかかったりするので、時短で早く習得したい方は、プログラミングスクールに通ってみるのもいいですね。

 

テックアカデミーでは、Pythonをはじめ需要のある言語を学べるので、IT業界に挑戦をしたいという方は利用してみてはいかがでしょうか。

 

【体験談】テックアカデミーを実際に受講してみた感想【無料体験あり】

>>【体験談】テックアカデミーを実際に受講してみた感想【無料体験あり】

 

上記は、テックアカデミーを実際に利用した感想や体験談をまとめたものです。

 

【朗報】未経験でもシステムエンジニア(SE)になることは可能!!

 

ちらっと先ほど書きましたが、IT業界は今人材難です。

 

そのため、どこの企業も求人を出したりしていますが、なかなか人員補充ができない現実に直面しています。

 

しかし、これは求職者にとっては朗報でもあります。

 

それは、IT業界に転職(就職)したいという人に向けての門戸が非常に広いということです。

 

そのため、未経験でも案外すんなりと職が決まることもしばしばあります。

 

僕は大学時代、そこまでプログラミングをしたことがなかったものの、すんなりとエンジニアとして就職することができました。

 

このような例があったりするので、未経験だけどこれからどんどんスキルをつけて、個人の市場価値を高めたい方には最適な業界ではないかと思いますね。

 

最後に注意点とポイントをまとめておきます。

 

未経験者向け】システムエンジニア(SE)とは何か!?現役エンジニアが徹底解説!!:まとめ

 

システムエンジニア(SE)は、一口に言ってもさまざまな種類の職種があります。

 

例えば、セールスエンジニアやセキュリティエンジニア、サポートエンジニアなどですね。

 

この他にもまだまだたくさんありますが、もしあなたが実際にシステムエンジニア(SE)になるのであれば、求人票でどのような仕事を任されるのかを確認する必要があります。

 

それぞれ、仕事内容や年収が変わってきますし、企業によっては定義が異なる場合もあったりします。

 

なので、システムエンジニア(SE)に転職(就職)する場合は、気をつけなければなりません。

 

個人的には、このようなアンマッチを防ぐために、エージェントを利用することをおすすめしています。

 

エージェントを使うことで履歴書を提出する作業や企業とのやりとりなどが一括で行えるからです。

 

また、エージェントが扱う求人は優良企業が多く、ブラック企業と相対する可能性をぐっと下げることにもつながります。

 

もし、あなたがこれからシステムエンジニア(SE)に転職(就職)するのであれば、エージェントを利用するのがいいでしょう。

 

下記にシステムエンジニア(SE)の転職(就職)に特化した優良エージェントをまとめておきます。(全て無料)

 

リクルートエージェント:業界最大手の総合転職エージェント。非公開求人数は10万超え。

ワークポート:IT、WEBに特化した転職エージェント。僕自身、ワークポートさんからいくつか内定をいただきました。

マイナビITエージェント:IT・Web業界に強い転職エージェントで大手からベンチャーまで幅広い求人を保有。

 

今すぐシステムエンジニア(SE)にならないという方も、自分の市場価値を把握しておくという意味でも全て登録しておくのがいいでしょう。

 

全て無料なので、登録してあなたが損することはないのでご安心を。

 

それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。

 

最後までありがとうございました。

 

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お疲れ様でした。
本記事を通して、システムエンジニア(SE)とは何かについて理解していただけると嬉しいです。

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この記事を書いた人

23歳/ホワイトSierで働く現役エンジニア/JavaとSQLを主に使っており、現在は他の言語も習得中。
当サイトでは、エンジニアとしての働き方やスキルアップの方法などを発信していきます。

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