システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いは!?現役エンジニアが解説

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いは!?現役エンジニアが解説
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これからIT業界に就職をしようと考えているものです。システムエンジニアとプログラマーの違いがいまいちわかりません。現役エンジニアの方にこのあたりの違いを教えて欲しいです。

 

今回の記事では、このような疑問に答えていきます。

 

本記事の信頼性

本記事の信用性

 

僕は、現在システムエンジニアとして某大手メーカーのシステム担当を行っています。

 

また、システムエンジニアとプログラマーの違いについても、現場での経験から深く理解しています。

 

そんな立場から、今回解説していこうと思います。

 

本記事を読むことで、下記のことがわかるでしょう。

 

本記事でわかること

  • システムエンジニアとプログラマーの違いについて
  • システムエンジニアとプログラマーはどっちがいいのか
  • システムエンジニアになる方法

 

それでは、記事の最後までお付き合いください。

 

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目次

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いは!?【3つの観点から解説】

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いは!?【3つの観点から解説】

 

ここでは、大きく3つの観点でシステムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いを見ていきます。

 

具体的には、下記の通り。

 

・仕事内容

・年収

・必要なスキル

 

それでは、上記の3つの観点からシステムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いを見ていきましょう。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の仕事内容の違い

 

結論から言うと、システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の仕事内容は違います。

 

この違いを説明するために、まずは下記の図を見ていきましょう。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の仕事内容の違い

 

上記の図は、システムエンジニア(SE)の開発工程を簡単にまとめたものです。

 

上記の図の赤色の部分は、上流工程と呼ばれる部分。

 

そして、青色の部分は下流工程と呼ばれる部分です。

 

プログラマー(PG)は、上記の図で言うと「開発」の部分を担当しています。

 

では、システムエンジニア(SE)はというと、上記の図全体を担当する職種になります。

 

まとめると、こんな感じ。

 

プログラマー(PG):システム開発工程の中のコーディングやコードレビュー含む開発部分を担当。

システムエンジニア(SE):要件定義からテストまで全体を担当する職種。

 

こんな感じで捉えていただくとわかりやすいかなと思います。

 

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システムエンジニアとプログラマーで仕事内容は結構違ったりするよ。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の年収の違い

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)は年収の部分でも違いが見えます。

 

プログラマーの年収は、「システム・エンジニアの年収【厚労省発表】ボーナス・都道府県別・年齢別年収推移がわかるページ|年収ガイド」によると、425万円。

 

システムエンジニアの年収は、「システム・エンジニアの年収【厚労省発表】ボーナス・都道府県別・年齢別年収推移がわかるページ|年収ガイド」によると、568万円であることがわかります。

 

統計上のデータを見ると、システムエンジニア(SE)の方が稼げると言うことがわかりますね。

 

では、なぜこのようなちがいが出てくるのでしょうか。

 

理由としては、求められるスキルの量が異なるからです。

 

これについては、次のところで解説するので、このまま読んでいきましょう。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の必要なスキルの違い

 

仕事内容が異なれば、もちろん必要なスキルや求められるスキルも変わってきます。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の求められるスキルをまとめると下記の通り。

 

プログラマーで求められるスキル

・コーディングスキル
・論理的思考力
・常に学び続ける力
・コミュニケーション能力

 

システムエンジニアで求められるスキル

・マネジメントスキル
・ヒアリング能力
・コミュニケーション能力
・提案する力

 

上記の2つを比較してみても、求められるスキルが異なるのがわかると思います。

 

特に、システムエンジニア(SE)で求められる力は、個人単位ではなくチーム全体をまとめ上げる力が必要になってきます。

 

そのため、年収面でもプログラマーと差が出てきてしまっています。

 

したがって、システムエンジニアかプログラマーかを選ぶ際には、それぞれどのような力が求められているのかをあらかじめみておく必要がありますね。

 

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システムエンジニアとプログラマーでそれぞれの良さがあるから、それらが果たして自分に合っているのかどうか見極めないとですね。

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)どちらがいいのか!?

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)どちらがいいのか!?

 

結論から言うと、システムエンジニア(SE)一択ですね。

 

具体的な理由については、大きく2つあります。

 

具体的には、下記の通り。

 

・求められるスキルが多い分、市場価値は高い

・平均年収が高い【ただし、企業によるかも】

 

それでは、上記の2つを深掘りしていきます。

 

求められるスキルが多い分、市場価値は高い

 

先ほど、システムエンジニアとプログラマーで必要とされるスキルの違いのところで解説しましたが、システムエンジニアの方が求められるスキルが多いです。

 

そのため、実際にシステムエンジニアとして業務を行うと、スキルアップを図ることができます。

 

具体的なスキルについては、下記の通り。

 

・コーディングスキル

・論理的思考力

・マネジメントスキル

・コミュニケーションスキル

・提案力

・ヒアリング力

 

代表的なものは、上記の6つです。

 

これらの6つは、転職市場でも需要の高いものばかりなので、キャリアアップを図りたい方には最適な職種ですよ。

 

また、システムエンジニアは業界的にも人材不足の職種でもあるので、未経験でも就職or転職できます。

 

平均年収が高い【ただし、企業によるかも】

 

システムエンジニア(SE)は、求められるスキルが高度で多い分、平均年収もプログラマーより高めです。

 

具体的には、プログラマーとシステムエンジニアで100万円ぐらい違うので、年収を重視するのであればシステムエンジニアを選択するのがいいですね。

 

しかし、1つ注意があります。

 

それは、企業によってプログラマーとシステムエンジニアの定義が異なる場合があると言うことです。

 

具体的には、システムエンジニアでの募集だったのに、蓋を開けてみたらプログラマーだったみたいな。

 

こんなことにならないように気をつけないといけませんね。

 

対策としては、求人票をしっかりと読み込むことやできるならば人事の方やエージェントに直接聞くのがいいです。

 

しかし、いざシステムエンジニアになるといっても何をしたら良いのかわかりませんよね。

 

そこで、最後にシステムエンジニアになる方法について解説していきます。

 

【疑問】システムエンジニアになるにはどうしたら良いのか!?

 

システムエンジニアになる方法について解説する前に一つ。

 

そもそもIT業界は、先ほど書いたように人材不足に喘いでいます。

 

【2030年には79万人の不足】IT人材不足の背景・エンジニアの将来性について解説します | テックキャンプ ブログ」 によると、「2030年には79万人の人材不足が予想される」と書かれています。

 

したがって、未経験の方でもやる気と向上心があれば、システムエンジニアになることは十分に可能です。

 

事実、僕もプログラミング未経験の文系でしたが、現在システムエンジニアとして働くことができています。

 

それでは、システムエンジニアになるにはどうしたら良いのでしょうか。

 

これについては、「SE(システムエンジニア)になるには!?文系学部でもなれるの!?」で解説しています。

 

上記は、文系からシステムエンジニアになる方法について書いていますが、特に勉強方法の部分で参考になる点があると思うので、ぜひ読んでみてください。

 

上記の記事を読んだ後は、下記の転職サイトor転職エージェントに登録しておきましょう。(完全無料)

 

  • リクルートエージェント:業界最大手の総合転職エージェント。非公開求人数は10万超え。
  • 社内SE転職ナビ:社内SEに特化した転職エージェント。ホワイトな環境で働きたいなら、登録必須。
  • マイナビITエージェント:IT・Web業界に強い転職エージェントで大手からベンチャーまで幅広い求人を保有。サポートが非常に丁寧で有名。

 

どれも実際に使ってみてよかったもの、かつ、システムエンジニア(SE)の転職に特化したサイト&エージェントなので、上記の3つは一通り登録しておくのがいいでしょう。

 

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すぐにシステムエンジニアになるわけでもない人も自分の市場価値を知ると言う意味では、転職サイトや転職エージェントはとても有効なので、とりあえず登録してみると言うスタンスでもOKですよ。

 

それでは、まとめに入ります。

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)の違いは!:まとめ

 

システムエンジニア(SE)とプログラマー(PG)は、似ているようで意外と異なる部分が多いです。

 

プログラマー(PG)はどちらかというと、技術的な側面が多い印象ですが、システムエンジニア(SE)に関しては、上記に加えてコミュニケーションスキルやマネジメントスキルが問われます。

 

また、年収に関してもシステムエンジニア(SE)の方が求められる要素が多いことから、プログラマーよりも高いです。

 

したがって、現在あなたがシステムエンジニア(SE)かプログラマー(PG)かで迷っているのであれば、システムエンジニアを目指すことをおすすめします。

 

システムエンジニア(SE)の方がスキルアップという意味でもいい経験が積めますし、仮に転職するとしても転職しやすいのが非常に大きいです。

 

もし、IT業界でスキルアップをしたい方はシステムエンジニア(SE)を検討してみてはいかがでしょうか。

 

最後にシステムエンジニア(SE)に強い転職サイト&エージェントをまとめておきます。

 

  • リクルートエージェント:業界最大手の総合転職エージェント。非公開求人数は10万超え。
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今すぐシステムエンジニア(SE)にならないという方も、自分の市場価値を把握しておくという意味でも全て登録しておくのがいいでしょう。

 

全て無料なので、登録してあなたが損することはないのでご安心を。

 

それでは、今回の記事はここまでにしたいと思います。

 

最後までありがとうございました。

 

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お疲れ様でした。
お時間がある方は関連記事も合わせて読んでみてください

 

SE(システムエンジニア)になるには!?文系学部でもなれるの!?

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この記事を書いた人

23歳/ホワイトSierで働く現役エンジニア/JavaとSQLを主に使っており、現在は他の言語も習得中。
当サイトでは、エンジニアとしての働き方やスキルアップの方法などを発信していきます。

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